カラーシャ族の春祭り・ジョシとその音楽 注 |
Morgenstierne, G. 1973 "The Kalasha Language" Indo-Iranian Frontier Languages Vol.4, Oslo, pp.29-33.50-65。
紀行文ではあるが、英国の探検家、ショーンバーグによる報告も詳しい。 Schonberg, R.C.F. 1938 "Kafirs and Glaciers-Travels in Chitral" London, M.Hopkinson.(雁部貞夫訳 1976『異教徒と氷河』 白水社55〜68頁)。
文化人類学的なアプローチはシーガーによってなされている。Siiger, H. 1974 "The Joshi of the Kalash. Main Traits of the Spring Festival at Balangru 1948" Cultures of the Hindukush. Jettmer, K. Wiesbaden. pp.87-92。
さらに、自身は現地を見ていないが、イェットマーはこの3人のルクムー谷のジョシの報告に、ムンムレット谷のジョシについての伝聞を記したフリードリッヒの未発表の草稿を加えて、ジョシについてまとめている。Jettmer, K. 1975 "Die Religionen des Hindukusch. Vol 2", Stuttgart. pp. 388-392。
ルクムー谷とムンムレット谷のジョシの比較については、稿を改めて述べてみたいと考えている。なお、ムンムレット谷のジョシについては、これも紀行文であるが、丸山純による報告がある。丸山純 1985「ムンムレット谷の春」『あるく・みる・きく』218号 近畿日本ツーリスト観光文化研究所、2〜37頁。
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